10月 社長挨拶 働きがい

皆さん、おはようございます。
10月を迎え、秋の空気が深まってきました。季節の変わり目、寒暖差が激しくなっています。どうぞ体調に気をつけてください。今月の全体総合朝礼でお話した内容です。

さて、今月の飾東電機のテーマは、【仕事の働きがいを意識しよう

働きがいとは、給与や待遇だけでは育ちません。
それは、“自分の仕事が誰かの役に立っている”と感じられるとき、公正な評価、自己成長、職場の人間関係や心理的安全性、社会とのつながりをもつことにより
“この会社で働いていてよかった”と思えるのではないでしょうか。

飾東電機では、社員・パート・役職を問わず、一人ひとりが“会社づくりの担い手”です。
「私はパートだから関係ない」という考え方は、これからの時代にはそぐいません。
飾東電機では、パートさんも契約期間の定めなく働いていただいており、継続的な信頼関係のもとで共に会社をつくる仲間です。

さて、外部環境としては、10月4日から兵庫県の最低賃金が引き上げられます。
物価高騰、人件費、ガソリン代の上昇など、企業経営を取り巻く環境は厳しさを増しています。
また、インボイス制度では、免税事業者への仕入税額控除が段階的に縮小されており、取引先の選定や価格交渉にも変化が生じています。
そして、日銀による利上げの可能性も報道されており、資金調達や設備投資にも影響が出るかもしれません。こうした外部環境の変化は、飾東電機にも少なからず影響を与えます。

そして、30年近くお世話になっていた当社が利用していた弁当給食の会社様が、企業向け配達部門を終了されました。
物価や人件費、ガソリン代の高騰による採算が合わなくなったことが考えられます。

この出来事は、企業が“何を選び、何を手放すか”という意思決定を迫られる時代であることを教えてることです。
私たちも、日々の業務の中で「何を大切にするか」「どう選び取るか」を考え続けていく必要があります。

そして、そんな困難がこようとも強い会社にして更に選ばれる会社にではないといけません。

先月、大学生の学生団体から飾東電機に取材を受けました。
彼らは「やりがい」に強い関心を持っておられ、Z世代も、給与は高い方が良いが“意味のある仕事”や“誇りを持てる職場”を求めているのだと感じました。

飾東電機が大切にしてきた「人づくり・ものづくり・価値づくり」は、まさにその答えです。
私たちの姿勢は、次の世代にも響いていけたらと思います。

今月のメッセージ今月は、ぜひ「働きがい」を意識して仕事に取り組んでみてください。
仲間への声かけ、お客様への一言、日々の姿勢
そのすべてが、働きがいを育てる土台になります。

皆さんの行動が、飾東電機の未来をつくります。
今月も、どうぞよろしくお願いします。