暦の上では秋ですが、猛暑が続く中、今月も誠実な業務にご協力いただき、ありがとうございます。
さて、8月は、弊社の中間決算月でした。
売上・人件費・固定費などの実績を精査し、下期に向けた経営判断を行う重要なタイミングでした。日々の業務の積み重ねが、組織としての信頼と安定につながっていることを、改めて実感しています。皆さんの誠実な働きに、心から感謝申し上げます。
私たちは、創業以来「地域・社会・家庭と共に育つ一体経営」を掲げてきました。この考え方は、単なるスローガンではなく、日々の判断や制度設計の根幹にあるものです。
そのスローガンに基づき、7月には弊社として初めての人権方針を制定いたしました。

これは、働く皆さん一人ひとりの尊厳を守り、安心して働ける職場環境を整えるための基本的な姿勢を明文化したものです。制定後、社内での正式な共有が遅れてしまいましたが、本日改めてお伝えいたします。
この方針では、以下の点を重視しています:
- 差別・ハラスメントの防止
- 働きがいのある職場環境の整備
- 個人情報の適切な管理
- 地域社会との共生と尊重
今後は、社内ルールや研修資料の整備を通じて、皆さんと共にこの方針を育ててまいります。
弊社では、パート勤務の方が約8割を占めており、近年の物価、生活にかかる費用等上昇しています。そんな背景から、当社は9月30日から時間給の改定を行います。
また、10月4日から、兵庫県の最低賃金が1,116円に引き上げられるそうで、更に企業努力が求められます。そこには、今こそ、一体経営!
そして、先月の14年ぶりの姫路の高校からの甲子園出場は、地域の誇りとして私たちにも大きな勇気を与えてくれました。
猛暑の中、懸命に戦う若者たちの姿は、「今できることに全力を尽くす」ことの大切さを教えてくれました。
最後に、先日の24時間テレビでは、某アイドルの方がメインパーソナリティを務められました。
彼が語った、亡きお母様との思い出や、幼少期に母子家庭で育った経験は、多くの人の心に深く響きました。
「人は誰かに支えられて生きている」
その言葉の重みは、私たちのスローガンとも重なります。
企業もまた、働く人の人生に寄り添い、支え合う存在であるべきだと、改めて感じさせられました。
こうした背景を踏まえ、今後企業に求められるのは、制度や環境の変化を単に受け身で捉えるのではなく、理念を軸に据えながら、生活・地域・社会とのつながりを自ら再構築していく姿勢です。
私たち自身が、誠実さと柔軟性をもって、変化の中に意味を見出し、行動に移していくことが何より重要だと感じています。
私たちも、理念と実務の両輪で、誠実に経営を進めてまいります。皆さんと共に、温かく信頼される組織づくりを続けていけることを、心より願っております。
今月もどうぞよろしくお願いいたします。
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