皆さん、おはようございます。
11月に入り、いよいよ年末に向けた準備が本格化する時期となりました。
今月もこうして総合朝礼に集まっていただき、大変ありがたく思います。
さて、今朝の新聞では、NTTと読売新聞社が「生成AIの無秩序な拡大は、社会秩序や民主主義の崩壊につながる」として、国に法整備を求めたという報道がありました。また、国内では人口減少に伴う労働力不足が続き、日本の製造業の底力があらためて問われています。こうした社会の変化の中で、私たちの仕事はますます重要になってきています。
このような時代だからこそ、私は「当たり前のことを、当たり前にやる」姿勢がより大切だと考えています。
たとえば、くつをそろえる。椅子を引いたらきちんと戻す。人と会えばしっかり挨拶をする。そして、相手を不快にさせるような言葉は使わない。
基本的なことのようですが、それを意識してできるかどうかで、職場の空気も、人間関係の質も大きく変わります。
先月、テレビのコメンテータが首相に対して「あんな奴、死んでしまえばいいのに」と発言し、大きな波紋を呼びました。公の場でそのような過激な言葉を使うのは、いかなる立場の人間であっても許されるものではないでしょうか。
言葉には力があります。
人を励ますこともできれば、深く傷つけてしまうこともあります。
実は私自身も、これまでの人生で、自分の本心とは違うのに、わざと相手に嫌われるようなことを口にしてしまい、後悔した経験があります。
今も心に残っています。
だからこそ皆さんには、「言葉を丁寧に使うこと」の大切さを、ぜひ覚えておいていただきたいのです。
仕事が忙しくなるこれからの時期こそ、「初心を忘れず」「安全第一で」「感謝と敬意をもって」、日々の業務に向き合っていきましょう。
そして、私たち飾東電機は、新製品立ち上げ、試作等、量産の増産体制に入ります。
これは、これまで皆さんが積み上げてきた努力と品質への信頼の証です。一人ひとりの力が会社全体を支え、さらにその先の信頼を築いていきます。
寒さも日々厳しくなっていきますが、どうか体調には十分に気をつけて、健康第一で臨んでください。
今月もどうぞ、よろしくお願いいたします。


