全体最適化

4月に就任した製造部をまとめる役職になりました浜名です。任命され現在奮闘中ですが、私のカラー(長所)を活かしたやり方で部署をまとめていきます。

そこで私が掲げたいテーマが、全体最適化です。以前読んだ本「ザ・ゴール」に出てきた言葉。第一製造部の目的(ゴール)は収益最大化です。

目的達成のために資材➡製造➡検査➡出荷工程の全体の流れやシステムを阻害するボトルネック工程(一番弱い工程)を把握して改善し新たなボトルネック工程が発生し、また改善する。このようにボトルネック工程の把握と改善を繰り返すことで全体最適化を目指していく活動をしていこうと考えています。

そこで私が今、ヤルべきことが3つあります。

1つ目。現状、資材・製造・品質管理の各部門長は生産性向上、いわゆる部分最適化は十分意識して活動する。しかし他部署と利害関係が一致しないとき、自分の部署の利点を重要視してしまい衝突することがあります。その部署間の垣根をとっぱらい目的達成のための全体最適化の調整すること。

2つ目。部長として部の成果に責任を持ち、組織をマネジメントして強化する必要があります。組織力をアップさせるために、各自のヤル気を引き出し長所を伸ばし能力を最大限に活用すること。

3つ目。ボトルネック工程の把握と継続的改善。

以上の3つを今、積極的にコミュニケーションをとり皆に信用される、頼りにされるように努力していきます。

以前はトップダウンの傾向がかなり強かったですが、弊社の専務がボトムアップ(現場や社員の意見)を重視されトップダウンとボトムアップのバランスが良くなっています。

これからも専務、工場長、管理者、社員の皆で協力しあい、今以上、仕事が楽しいと思える職場を創り全員経営をしていきます。

至らない点があると思いますが、活動報告とし、今後とも励んんでまいりますのでよろしくお願いいたします。

2017年5月15日

第一製造部部長 浜名 敦史