育成を通しての自己への気づき

専務に代わりまして第一製造部の中村です。

他人に仕事を任せるのは、面倒なものですが、それでもチーム内に同じ仕事が出来る人を増やす事は、

チームの経験値を上げる事につながり「自分でやらずに、他人に任せる」という事は、未来への投資だと

言える、と教科書通りの事は、頭の中では、分かっているつもりだが、実際にこれらを実行するとなると

「任せて大丈夫だろうか?」と人を信頼できずに、任せる事ができないのが現状です。

 

image自分の今までの経験の中で学んだ記憶‥‥「簡単に信用しては、いけない」という自己防衛の本能があり

任せることで人を支配下に置けなくなり自分の安全が脅かされる感覚になってしまい、任せたのについ否定的

な指摘をしてしまうのも相手を否定することで自分を保とうとしているのかも知れません。

劣等感や恐れ、自己肯定感の欠如が心の闇として横たわっていて頭では分かっていても、行動できないことが

「人を信頼して任すことができない」理由の一つかもしれません。

まずは、自分の闇を感じそれを知ること、それが分かると自分を許せるようになり、同時に他人に寛容

になれると思います。

 

明るい表情、前向きな言葉、プラス思考といった光の部分を表面上で作ることはできるが、それは頑張って

作り上げたもので自然とは言えません。

たまには、自分の内面を創る時間をつくるのも大切なことだと感じております。